ロレックス と グランドセイコー

ロレックスとグランドセイコーの比較は、ネット上に幾つか記事がありますね。

そんな記事を読みながら、私感も入れて比べてみようかと思います。

ロレックス グランドセイコー (評価基準)
 知名度 ★★★  知名度の高さ
 デザイン性 定番 繊細、緻密  デザインの特徴を一言でいうなら
 操作性・精度 ★★★ ★★★  操作性などに独特のクセがある?
 買取価格 定価の7~8割 定価の半額  美品の買取価格は?
 耐久性 ★★★ ★★★  タフさ、故障の少なさ
 部品保有期間 30年 10年  製造終了モデルの部品保有期間
 アフターサ-ビス ★★★ ★★★?  修理センターの対応など

こんな感じでまとまりますでしょうか。

ロレックスの知名度は抜群ですよね。
買取価格の高さ にも現れていますね。
さらに、 製造終了モデルにプレミアがつく こともありますね。
残念ながら、グランドセイコーにはこんなことはないようです。

ただし、知名度だけではなくロレックスの
品質やアフターサービスもしっかりしている が故の話なんだな、
と調べてみて感じました。

バブルの時代を知る私から見ると、
ロレックスは 成金の象徴 のようで敬遠していましたが、
欲しくなってしまいました。。。

⇒ ヤフオク!「ロレックス」の検索結果

何だか、ロレックスの良さを書いていますが、話を戻します。

デザイン性は好みの問題だと思いますが、
グランドセイコーは 緻密(ちみつ)な 感じがします。
なので、気分が良くバリバリ仕事するぞ!という時は頼もしく見えますが、
ちょっとだらけている時には、なんとも眩しく見えます。
「しっかりしろ!」と言われている感じです。

最後にアフターサービスですが、
サービスセンターの対応の悪さはどちらも散見される程度で、特に差は無いかな、と感じています。

一点、グランドセイコーに?をつけたのは、部品保有期間が10年だからです。
グランドセイコーなら普通に 故障無く10年使える と思います。
ちょっと言いすぎでしょうか?
しかし、そのぐらいの耐久性と精度を兼ね備えた品質だと思うのです。
ですので、子供や孫へ受け継いだり、という場合もあると思います。

受け継いだ人が、オーバーホールや修理に出した時に、
実際のところは、時計職人の方が対応していただいたりするようですので、
「部品がないから」と全く修理できない、ということは少ないようです。
下記のようなページもありました。
⇒ 古いモデルのGSのオーバーホール(楽天市場)

しかし、もう少し長期間部品を確保してくれると良いな、と感じます。
メーカーとしてはなかなか難しいのでしょうか。。。

グランドセイコーを手にする 3つ の理由

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日本の腕時計メーカーである、ご存知SEIKOの最高峰ブランドです。

部品から組立まで全て日本国内で行われていて、
さらに、選ばれた時計の匠たちによって製造されています。

このことだけで、安心できる感じがしています。

海外のメーカーのように派手さはないものの
細かいところまで作り込まれて、
いぶし銀的な輝きをはなっていると思っています。

ですので、残念ながら自分のものにして使用してみないと
その良さがわからない、ことが多いようです。

実際、私がつけていても
「お、グランドセイコーだね」と気づかれることはほとんどありません
気づいて欲しいのですが。。。

もう一つは精度についてです。

時計の精度を示す規格はいくつかあります。
スイスの「クロノメーター認定」は最も有名で、
普通、クロノメーター認定と言えば、このスイス公認クロノメーター検査協会(COSC)クロノメーター認定を指します。
ロレックスが採用している規格もコレです。

さて、グランドセイコーはと言うと、
クロノメーターよりも厳しい独自の規格であるGS規格が制定されています。
その歴史も古くて、1969年に制定されて以降、グランドセイコーは独自の基準を採用しています。

現在は新GS規格として、1988年に制定された規格を採用中です。

規格 検定日数 検定姿勢の数 検定温度 平均日差
クロノメーター 15日 5姿勢 8℃、23℃、3℃ -4.0~+6.0秒
新GS規格 17日 6姿勢 8℃、23℃、3℃ -3.0~+5.0秒

ということで

・Made in JAPAN
・選ばれた技術者によって製造
・精度は世界最高水準

なのです。

⇒ グランドセイコー 公式ページはこちら

⇒ グランドセイコー Wikipediaはこちら